🔮占い種類

天体関連の占い

占いの種類起源主な特徴方法
西洋占星術古代バビロニア12星座と惑星の配置から運命を読む生年月日、出生時刻、出生地からホロスコープを作成し、天体配置と角度関係を分析。太陽、月、水星などの惑星位置や12ハウス(人生の領域)を重視。現代では心理占星術も発展。
インド占星術(ジョーティッシュ)古代インド27または28の月宿(ナクシャトラ)を使用シデリアル黄道(実際の星座の位置)を基準とし、カルマや前世の影響も重視。「ダシャー」という時期区分で運命の流れを判断。
中国星占い古代中国二十八宿や紫微斗数など北斗七星を中心とした星の配置から運命を読む。天干地支や五行との関連も深い。紫微斗数は「東洋のホロスコープ」とも呼ばれる。
月相占い世界各地月の満ち欠けから運勢を予測新月から満月までの周期を8段階に分け、各段階での行動指針を示す。農業や漁業の知恵とも結びついている。

カード関連の占い

占いの種類起源主な特徴方法
タロットカード15世紀イタリア78枚の象徴的なカードを使用大アルカナ22枚(人生の大きなテーマ)と小アルカナ56枚(日常的な出来事)を使い、特定のパターン(スプレッド)で並べて解釈。ケルト十字法や三枚引きなど様々なスプレッドがある。
レノルマンカード18世紀フランス36枚の具体的なカードマリー・アンヌ・ルノルマンに由来。タロットより直接的で具体的なメッセージが特徴。「グランタブロー」という全カード使用のスプレッドが有名。
オラクルカード様々テーマ別の自由なカード体系タロットのような固定された構造を持たず、天使、動物、神話など様々なテーマのデッキがある。直感的で親しみやすいのが特徴。
I Ching Cards(易経カード)中国易経の64卦をカード化中国の易経の知恵をカード形式にしたもの。伝統的な易経の解釈を視覚的に理解しやすくしている。

身体特徴による占い

占いの種類起源主な特徴方法
手相占いインド、中国、エジプト手のひらの線から運命を読む生命線(健康・活力)、頭脳線(思考・知性)、感情線(感情・恋愛)などの主線と、様々な副線や手のひらの丘を分析。右手は現在と未来、左手は過去と生まれ持った素質を表すとされる。
観相学(顔相占い)中国顔の特徴から性格を読む顔の各部位(目、鼻、口、耳など)の形や配置、比率から性格や運勢を判断。中国では「面相学」として体系化され、日本にも伝わった。
痣(ほくろ)占い世界各地ほくろや痣の位置から運命を占う体のどの部分にほくろがあるかで、金運や恋愛運、健康運などを判断。顔のほくろは特に重視され、場所ごとに意味がある。
耳占い中国耳の形から性格や運命を読む耳の大きさ、形、耳たぶの特徴などから判断。中医学の「耳診」とも関連し、健康状態の診断にも用いられる。

数字や生年月日による占い

占いの種類起源主な特徴方法
数秘術(ヌメロロジー)古代ギリシャ数字の象徴性から運命を読む生年月日や名前をアルファベットに変換し数値化(A=1, B=2など)。1〜9の数字とマスターナンバー(11,22など)の意味を解釈。ライフパスナンバーや運命数などを算出。
四柱推命中国生年月日から四つの柱で運命を占う年・月・日・時の「柱」ごとに天干地支を割り出し、五行(木火土金水)のバランスから運命を読む。日柱が「命」となり、その人の本質を表す。
九星気学日本九つの星と方位から運勢を占う生年月日から一白水星〜九紫火星までの九星を割り出し、年盤・月盤・日盤での星の動きから吉凶方位を判断。家相や引越しの方角選びにも活用される。
算命学中国陰陽五行と十二宮から命式を構成生年月日時から「命式」を作成し、五行のバランスや十二運星の配置から運命を読む。四柱推命より複雑で詳細な解釈が可能とされる。

東洋の伝統的占術

占いの種類起源主な特徴方法
易経(I Ching)中国64卦の変化から運命を読む硬貨を3枚投げる方法や、50本の茎を使う方法で6爻の組み合わせ(卦)を導き出し、その意味を解釈。変化の原理に基づく宇宙観を持つ。
風水中国空間の気の流れから運勢を占う建物や部屋の方角、配置、形状などから気の流れを分析し、最適な住環境を提案。羅盤(風水コンパス)を使用。八卦や五行の原理に基づく。
六爻占術中国易経の原理を応用した占い易経をより実用的に発展させた占い。生年月日と質問内容から六爻を導き出し、変化の過程を詳細に解釈する。
姓名判断日本名前の画数から運命を読む名前の漢字の画数を計算し、その組み合わせから天格、人格、地格、外格、総格などを導き出し、運勢を判断する。

西洋の伝統的占術

占いの種類起源主な特徴方法
ルーン占い北欧古代文字を用いた占い24のルーン文字を刻んだ石や木片を使用。袋から引き出したルーンの配置と意味から運命を読む。ゲルマン民族の知恵とされる。
コーヒーカップ占い中東コーヒーの残りかすから運勢を読むトルコやギリシャで発展。飲み終わったコーヒーカップを回し、残ったかすの形や模様から未来を予測する。「タセオマンシー」とも呼ばれる。
タセオグラフィーイギリス紅茶の葉で占うイギリスで発展した占い。カップに残った茶葉の模様から未来を予測。各シンボルに意味がある(例:鳥は良い知らせ)。
ジオマンシー中東、アフリカ土や砂の模様から運命を読む砂に描いた点から16の図形を導き出し解釈。中世ヨーロッパでも実践され、「地占術」とも呼ばれる。

心理関連の占い

占いの種類起源主な特徴方法
夢占い世界各地夢の内容から潜在意識を探る夢に現れたシンボルや状況の意味を解釈。フロイトやユングの心理学的アプローチも取り入れられている。各文化で解釈が異なる場合も。
色彩占い現代色の好みから性格を分析好きな色や嫌いな色から潜在的な性格特性や心理状態を読み解く。カラーセラピーとの関連も深い。
フラワーレディング欧米選んだ花から心理を読む複数の花の中から直感的に選んだものの意味を解釈。花言葉や色の象徴性も活用される。
動物占い現代日本生年月日から動物タイプを判定60種類の動物タイプに分類し、性格や相性を判断。企業研修などでコミュニケーションツールとしても活用される。

その他の占い

占いの種類起源主な特徴方法
水晶占い(クリスタルゲイジング)世界各地水晶球を覗いて未来を見る水晶球を見つめ、現れる映像やイメージから情報を得る。直感や霊的感受性を重視する占い。
骨占いアフリカ、アジア動物の骨から神託を得る動物(主に鶏)の骨を投げ、その配置や向きから神のメッセージを読み解く。シャーマニズムとの関連が深い。
ペンデュラム占い欧米振り子の動きから答えを得る糸に吊るした水晶などの重りの揺れ方で「はい」「いいえ」の回答を得る。ダウジングの一種とされる。
ダウジング欧米木の枝や金属棒の反応で水脈や鉱脈を探るY字型の木の枝や金属棒を持ち、その反応から地下の水や鉱物、失くしたものなどを探す。科学的根拠はないがヨーロッパでは広く実践されている。
人相占い世界各地人の外見全体から運命を読む顔だけでなく体型や姿勢、歩き方なども含めた全体的な外見から性格や運勢を判断する。
オーラリーディング現代体から放たれるエネルギーを読む人の周りのオーラ(エネルギー場)の色や形から、心理状態や健康状態を読み解く。キーリアン写真などの可視化技術もある。