タロット占いの基本「スリーカード展開法」を詳しく解説。過去・現在・未来の読み方から、恋愛・仕事・人間関係への応用まで、初心者でもすぐに実践できる具体的な手順とコツをわかりやすく紹介します。タロット占いを始めたい方必見の完全ガイドです。
タロット占いを始める際、最初に覚えるべき展開法として「スリーカード展開法」があります。この展開法は、わずか3枚のカードを使用するシンプルな方法でありながら、深い洞察を得ることができる優れた占術です。
スリーカード展開法とは
スリーカード展開法は、その名の通り3枚のタロットカードを使用する展開法です。最も基本的でありながら効果的な占い方法として、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。
3枚のカードはそれぞれ異なる意味を持ち、左から順番に「過去」「現在」「未来」を表すのが最も一般的な解釈方法です。この時間軸に沿った読み方により、相談者の状況を総合的に把握し、今後の展望を示すことができます。
スリーカード展開法の魅力
スリーカード展開法の最大の魅力は、そのシンプルさと汎用性にあります。複雑な展開法と比較して覚えやすく、短時間で占いを行うことができるため、日常的な悩みや迷いに対して気軽に活用できます。
また、3という数字は古来より完全性や調和を表す神聖な数とされており、スピリチュアルな観点からも非常に意味深い展開法といえるでしょう。

基本的な実践方法
準備段階
スリーカード展開法を実践する前に、適切な準備を行うことが重要です。まず、静かで集中できる環境を整え、タロットデッキを浄化します。浄化方法には、お香やセージを焚く、月光浴をさせる、水晶と一緒に保管するなどの方法があります。
占いを行う前に、質問を明確にすることも大切です。漠然とした疑問よりも、具体的で焦点の定まった質問の方が、より精度の高いリーディングが可能になります。
カードの引き方
1. デッキをよくシャッフルし、質問を心の中で繰り返します
2. 直感に従ってデッキから3枚のカードを選びます
3. 選んだカードを左から順番に並べます
4. すべてのカードを同時に、または左から順番にめくります
この際、カードが逆位置で出た場合も、そのままの状態で解釈に加えることが重要です。
基本的な位置の意味
1枚目:過去(左側)
左側に置かれた1枚目のカードは「過去」を表します。現在の状況に至るまでの経緯や背景、過去の体験や行動が現在にどのような影響を与えているかを示します。
過去のカードを読む際は、単に過ぎ去った出来事を表すのではなく、現在の問題や状況の根本的な原因や、今も続いている影響力を重視して解釈します。
2枚目:現在(中央)
中央の2枚目のカードは「現在」の状況を表します。相談者が現在置かれている状況、抱えている感情や心境、今直面している課題や機会を示します。
現在のカードは、スリーカード展開法の中核となる位置であり、最も重要な意味を持ちます。このカードが示すメッセージを正確に読み取ることで、適切なアドバイスを提供できます。
3枚目:未来(右側)
右側の3枚目のカードは「未来」の可能性を表します。現在の状況が続いた場合の展開や、取るべき行動の結果、近い将来に訪れる変化や出来事を示します。
ただし、未来のカードは確定的な予言ではなく、現在の状況や行動に基づく可能性の一つとして解釈することが重要です。

スリーカード展開法のバリエーション
問題・対策・結果
基本的な過去・現在・未来の読み方以外に、「問題」「対策」「結果」という解釈方法もあります。
1枚目で現在抱えている問題や課題を明確にし、2枚目でその解決策や取るべき行動を示し、3枚目でその結果や成果を予測します。この方法は、具体的な悩みに対してより実践的なアドバイスを求める場合に適しています。
心・体・魂
スピリチュアルな観点からのアプローチとして、「心」「体」「魂」という3つの側面から状況を読み解く方法もあります。
1枚目で精神的・感情的な状態、2枚目で物理的・現実的な状況、3枚目で魂レベルでの学びや成長を表します。この方法は、総合的な自己理解や精神的成長を求める場合に有効です。
自分・相手・関係性
恋愛や人間関係の相談において特に効果的なのが、「自分」「相手」「関係性」の読み方です。
1枚目で相談者自身の状態や感情、2枚目で相手の状況や気持ち、3枚目で二人の関係性の現状や今後の展開を示します。
具体的なリーディング例
恋愛相談でのスリーカード
例えば、「片思いの相手との関係はどうなるか」という質問に対して、以下のようなカードが出たとします。
1枚目(過去):「隠者」
2枚目(現在):「カップの2」
3枚目(未来):「太陽」
この場合、過去の「隠者」は自分一人で悩みを抱え込んでいた状況を表し、現在の「カップの2」は相互の好意や絆の芽生えを示します。未来の「太陽」は明るい展開や成功を暗示しており、積極的な行動により良い結果が期待できると読み取れます。
仕事相談でのスリーカード
「転職すべきかどうか」という質問で、以下のカードが出た場合:
1枚目(問題):「ソードの7」
2枚目(対策):「正義」
3枚目(結果):「ペンタクルの3」
「ソードの7」は現在の職場での不正直な行為や策略に巻き込まれている状況を示し、「正義」は公正で誠実な判断の必要性を表します。「ペンタクルの3」は新しい環境でのスキル向上や協力関係の構築を示しており、転職が良い結果をもたらす可能性を示唆しています。

リーディングのコツと注意点
直感を大切にする
スリーカード展開法において最も重要なのは、カードから受ける直感的な印象を大切にすることです。教科書的な意味に固執せず、その時の状況や相談内容に応じて柔軟に解釈することが求められます。
カード同士の関連性を読む
3枚のカードは独立した存在ではなく、相互に関連し合っています。カード同士の色合いの変化、登場人物の視線の方向、シンボルの共通点などに注目し、ストーリー性を持った解釈を心がけましょう。
逆位置の活用
逆位置で出たカードは、正位置とは異なる意味を持ちます。必ずしもネガティブな意味ではなく、エネルギーの内向きの流れや、隠された側面を表すこともあります。逆位置も含めた総合的な解釈により、より深い洞察を得ることができます。
時間軸の柔軟性
「過去・現在・未来」という時間軸は絶対的なものではありません。相談内容によっては数日から数週間の短期間を表すこともあれば、数ヶ月から数年の長期間を示すこともあります。状況に応じて適切な時間感覚を持って解釈することが大切です。
スリーカード展開法の発展形
5枚展開への拡張
スリーカード展開法に慣れてきたら、中央の「現在」のカードの上下に2枚のカードを追加し、5枚展開に発展させることもできます。上のカードは「意識レベル」、下のカードは「無意識レベル」を表し、より深層的な分析が可能になります。
複数のスリーカードの組み合わせ
一つのテーマに対して複数のスリーカード展開を行い、異なる視点から状況を分析する方法もあります。例えば、恋愛相談において「感情面」「現実面」「精神面」それぞれでスリーカードを引き、多角的に状況を把握することができます。
まとめ
スリーカード展開法は、タロット占いの入門としても、日常的な占いツールとしても非常に優れた方法です。シンプルな構造でありながら深い洞察を提供し、様々な相談内容に対応できる汎用性を持っています。
継続的な練習により、カードの意味を覚えるだけでなく、直感的な読み取り能力も向上します。自分自身や周囲の人々の相談に応じる中で、タロット占いの奥深さと素晴らしさを体験していただければと思います。
スリーカード展開法をマスターすることで、より複雑な展開法への理解も深まり、タロット占いの世界がさらに広がっていくでしょう。まずは基本に忠実に、そして徐々に自分なりの解釈スタイルを確立していくことが、上達への近道といえるでしょう。



